のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

栗しごとに心癒される。

友だち便で栗が届きました。

「台風の影響もあって、いつもより出来がよくないかも」とメッセージをくれていたけど、なんのなんの、届いた栗たちはピッカピカで丸っとして元気いっぱいのお姿だった。すぐに「栗しごと」にとりかかるタイミングがなくて、数日冷蔵庫で「ひと休み」してもらっていた。

 

去年は、送ってもらった栗を全部「渋皮煮」にしたのだけど、今年はちょっと違うことをしてみたくて、圧力鍋で「蒸し栗」にした。

 

手順も、調味料も至極シンプル。

 

栗を洗って、ちょっとだけ水に浸けて、栗のお尻の部分からちょこっと皮をむいて、ひたひたのお水とお塩ひとつまみを入れて圧力鍋で3分(ほんとはレシピに5分と書いてあったけど、送ってもらった栗がフレッシュだったのだろう、3分で十分だったのです)。あとは圧力が抜けるまで放置して、皮を剥くだけ。

 

この皮むき、いつもならものすごい重労働なのだけど、蒸した栗の皮はとても柔らかくて剥きやすかったです。

 

先に書いたとおり、蒸し時間を少し長くとりすぎたので、第1弾は実が柔らかくなりすぎて、形が崩れてしまったので「二軍」(お写真左側)。右側の「一軍」はまん丸でホクホクで、べっぴんさん。

 

珈琲にもすごくよく合いました。

 

夕飯はもちろん「栗ご飯」。

 

相棒ちゃんが、ひとくち目で言いましたとさ。

 

「おかあさん、秋が来たなぁ」。

 

 

 

ほんとにね、秋が来た。

 

季節の風や味を届けてくれる友だち便。

 

 

豊かさ、というのは、こういうことなんじゃないかと、いつも思っています。