のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「自分の部屋はなくてもいいねん」。

年末は、普段の掃除にちょっと毛が生えたぐらいのことしかできないでいたのだけど、年が明けてから、にわかに「片付けられない母娘」を何とかせねば、という「スイッチ」が入った。

 

で、片付けが苦手な相棒ちゃんの、ウルトラCな結論。

 

「おかあさん、〇〇は自分の部屋はなくてもいいねん。どうせちゃんと片付けられへんし、そもそも、ひとりになりたいともまったく思ってないから」。

 

 

う~~~ん、この発想、この結論、歓迎すべきか否か。

 

 

思案しているわたしをよそに、相棒ちゃんは作業に着手して、「部屋割り」の提案までしてきた。

 

 

「おかあさん、〇〇はリビング(というか食堂)で勉強します。おかあさんは、自分の部屋で手芸とか音楽とかを楽しんで。そしてもう1つの部屋にベッドを2つ並べて置いて寝室にしよう」とのこと。

 

 

食堂を相棒ちゃんの勉強スペースにされるのは、ちょっと気が進まなかった。なぜなら、きっとノートやらテキストやら、いろんなものが「常設」されるのが目に見えるから。ごはんを食べるところは、できるだけすっきりしといてもらいたい。

 

 

でも一方で納得もした。「たしかに、ひとりで黙々と勉強するとか、きっと無理だわね」と。

 

 

だから、「使ったらちゃんと片付ける」なんていう、当たり前すぎるルールを再度確認して「食堂で勉強」を受け容れることにした。

 

 

で、「おかあさんは自分の部屋でたのしんで」という提案(起きてる時間を過ごす場所に限定するというプラン)も、意外と思いついていなかったけど、「確かに、そうかも」とストンときた。アップライトピアノがあって、大型の本棚が2つあって、テーブルがあって、手芸道具を収納して、自分の衣類も収納して、おまけにベッドまであったわたしの部屋は、言われてみれば「詰め込みすぎ」だった。

 

 

わたしの衣類は一部を残して、食堂のテレビ台がわりにしている祖母から譲り受けた箪笥に移動させて、相棒ちゃんの衣類は「おかあさんのコワい目があれば片付けられる」との理屈から、新たに寝室になった部屋のクローゼットへ引っ越した。

 

 

もうひとつ、相棒ちゃんの企みは、「ベッドに座りながら、壁をスクリーンみたいにしてプロジェクターで韓国ドラマを観る」ことだったようで、寝室のベッドはそのように配置した。

 

 

まだ、個別の細かい片付けは残っている(きっといまごろ、相棒ちゃんはスローペースで片付けを続けている、はず)けど、大枠はおさまるところにおさまった。

 

 

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もともとは、頑固一徹おかんの寝室だった「うちで一番陽当たりのいい部屋」。たしかに、寝るには心地いいわな。おかんが泊まりにきたときも、ここにお布団をもう1つ敷けばいいのだし。

 

 

早速、大画面で韓国ドラマも観ちゃった。

 

 

これは、かなり素晴らしい。相棒ちゃん、ナイス。

 

 

 

でも、一抹の心配というか、何というか。

もう18歳なのに、おかあさんと一緒の部屋で、プライベートな空間がなくてもいいのかしら。わたしは欲しかったけどなぁ・・・。

 

 

それに、いつかは自分で暮らしを営んでいかないといけないのに、こんなかんじでいいのだろうか、とも。

 

 

 

 

 

う~~ん、でも、とりあえず、これでやってみよう。

 

 

正解なんて、やってみなくちゃわからない。よそのおうちの正解が、我が家の正解とも限らない。

 

 

 

・・・と、こんなかんじで一年を滑り出した、のんちファミリーであります。

どうなりますことやら(笑)。