久しぶりに書きます。
仕事も暮らしも、結構盛りだくさんに、いいことも、そうでないこともあって、書きたいことを心に貯めながら数日を送っていました。
ほんとは、まとまって、最初っから丁寧に丁寧に書きたいのだけど、それを待ってたらちょっと時機を逃しそうなので、いま書けることを、いま、お伝えしたい。
わたしはブログをとおして、ほんとにたくさんの素敵な出会いをさせてもらってきた。ちょっと切ない気持ちや、哀しい気持ちになったこともあるにはあるけど、でも、それも含め、つくづくありがたいことだと思っている。
その、素敵な出会いのひとつが、「かたち」になって動き出した。
「友だち便」。
愛情深く土を耕して、野菜やお米を作っている、わたしの大事な友だちと、離れていても「農業を慈しむ気持ち」でつながり合いたい。「気持ち」を「行動」にしたい。それが「かたち」になったのが、「友だち便」。
この前の台風と同じタイミングで、予行演習を経たはじめての便が九州から届きました。
きれいなきれいな7分づきのお米と、見たこともないほど立派な栗と、まんまるに育ったカボチャと、段ボールを開けた瞬間、あたりに匂いがひろがるほど新鮮なピーマン、「ほとんど野生」というニラ、そのままかぶりつきたくなるなすび。そして、彼女が大好きな絵本の一頁をはがきにしたメッセージカード。
この豊かな「お届け物」のおかげで、わたしの三連休は「実りの秋」そのものでした。
念願の、「栗の渋皮煮」を作る朝、たのしみすぎて、なんと4時に目が覚めた(笑)。
「甘露煮」は、お正月に向けて、魅力的ではあるけど、レシピをみると「廃棄率」が非常に高いのです。そんなもったいないこと、できませんもの。だから、1つ1つ、丁寧に皮むきをして、ほとんど全部を「渋皮煮」にしました。
上手に剥けたのは「特級」(笑)。
渋皮をちょっと切ってしまった栗は、下茹での段階で崩れてしまうので「頬張り用」、つまり気軽なおやつ用。
渋皮煮が完成する前に、夕飯で「栗ご飯」を。
もう、おいしいのなんのって、びっくりです、たまりませんです。
で、出来あがりましたる「おっきい栗の渋皮煮」。
これは、ほんと、素材の勝利。そして、「おいしく食べてね」という愛情と、そのバトンをしっかりつないだわたしの勝利(笑)。
ものすごく時間も労力もかかったけど、こんなしあわせな秋のお休み、ないです。「友だち便」のパワーのおかげで、いろいろ作りたくなりまして、パンも焼きました。
実りの秋。
つながる秋。
「友だち便」のお相手のことは、あらためて、書きます。
さぁ、おべんと、食べよっと。
いただきます!!