のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

ちょっと大変だった、ゆうべ。

きのう、仕事の途中で頑固一徹おかんから「ちょっとやってほしいことあるから、仕事の帰りに寄って」と超絶暗い声で電話がかかった。

 

そこから、仕事を終えるまでの数時間、超絶気分が滅入った。

 

でも滅入った顔で訪ねたら、さらに大変なことになりそうだから、努めてフツーの顔でピンポンを鳴らした。

 

 

 

・・・・正直、ちょっとびっくりした。

 

 

いままでで一番、おかんの家が散らかっていた。

 

台所も、床も、お風呂も、いろいろ、いろいろ・・・・・。

 

「肩が痛くて、突っ張り棒がはずれたのを直せない」というのが「用事」だったようだけど、ほんとはもっとやってほしいこと、あったんだな。

 

なんか、情けないやら、かわいそうやら、ちょっとイライラするやら、どれもこれも優しくない感情のマグマに気持ちをかき乱されながら、それでも心を込めて掃除をした。台所も、床も、お風呂も、全部きれいにした。

 

その散らかり具合から想像するに、おかんはちょっと、鬱っぽくなっていたのだと思う。きっと意を決して、わたしに電話してきたのだと思う。

 

だから、一生懸命掃除した。

 

きっと、その気持ちはおかんにも通じたような気がする。

 

 

で、日曜日に、相棒ちゃんを連れて、早めの夕飯をおかんの家で一緒に食べることにした。おかんにはトンカツとエビフライをお願いして、わたしはホットプレート持参でたこ焼きを担当することに。

 

その話をすると、おかんがやっとちょっと明るくなって、ホッとした。

 

 

 

 

好きか嫌いか、というと、やっぱり、好きじゃないの、おかんのことは。

 

だけど、それとこれとは違う。

 

そう思った。

 

夜、相棒ちゃんに様子を報告したら、黙ってじっと聞いてくれた。

 

日曜日の計画にもちゃんと賛同してくれた。

 

 

 

すまんね、相棒ちゃん。

 

すっかりお世話になってます。

 

 

 

 

おかげで、ちょっと元気な朝を迎えることができました。

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