のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「永平寺」からの「おソノさん」。

土曜日、「永平寺する(全力雑巾がけ)」のあと、久しぶりに自転車に乗ってお散歩。「ちょっと桜も見られたらいいな」程度の期待で向かった先には、すんばらしい眺めが待っていた。

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もったいないほど静かで、ゆっくり自転車を押しながら、桜を満喫。ところどころ「撮影スポット」なのかな、あたらしいランドセルを背負った「新一年生」の笑顔にも出会う。

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大事にお参りしている神社にも、すてきな空気と景色が広がっている。

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聴こえるのは、風に木々がそよぐ音や、細い滝から水が落ちてくる音。ちょっと矛盾してるけど、「なんにも聴こえない」のも、ガヤガヤした日常から離れて、ひとつの「音」のようにも思われて。

 

いいなぁ、こういう時間、としみじみする。

 

そうすると、お腹の虫が鳴く音が聞こえて・・・。

 

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大好きな喫茶店で、お昼ごはんをいただく。

飾らない「おかあさん」(とわたしは呼んでいる)は、大食漢には黙ってお茶碗にごはんをてんこ盛りにしてくれて、「たくさん食べてくれるひとは気持ちいいね」と、さりげなくやさしいひと。

 

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近所の「お漬物の名人」さんの自慢の品々を、申し訳ないぐらいのお値段で分けてくださる。このお漬物、ほんと、絶品。白ごはんがすすんで大変。トマトも噛んだ瞬間、プシュッと口のなかで弾けるほどの新鮮さに毎度感動する。

 

いちごジャムを小瓶に詰めてお裾分けしたら、「わたし、これ、パンにつけずにスプーンでそのまま食べるのが好きなんよ」と満面の笑み。それをカウンターの中から静かにニコニコと見守ってくれるマスターがまた、あたたかい。

 

「おかあさん」はとっても小柄なひとなのだけど、わたしのなかでは、魔女の宅急便に出てくる「おソノさん」を彷彿とさせる。おいしいものをつくって、みんなを笑顔にするひと。ちょこっと喋るだけで、なんだか元気をもらえるひと。

 

「おかあさん」に会ったあとは、「おソノさん」パワーがわたしにも乗りうつって、台所に立ちたくなる。

 

 

 

・・・・で、

 

めっちゃ久しぶりに、パンを焼いた(笑)。

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朝6時の焼き上がりを予約しておいたら、朝のシャワーからあがってきた台所に、まるでパン屋さんのような香ばしいにおいが立ち込めて、ものすごく幸せな気持ちになれた。

 

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パンがぺっちゃんこにならないように、ドキドキしながらカット。

 

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上手に切れたのを頑固一徹おかんに届けることにして、わたしはちょうど「山型」のところを手でちぎって朝ごはんに。

 

 

あ~~~、おいしいです。

 

 

しあわせです。

 

 

「永平寺」からの「おソノさん」。

 

 

素敵な週明けの朝となりました。

 

 

 

追伸

さぁ、お待ちかねのお昼ごはんです。

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焼きたてのパンを、以前友だちがつくってくれた「蜜ろうラップ」で包んできました。おかずは、きのう揚げたエビフライとトンカツ。お弁当箱を無印良品で新調しました。ちょっとしたことが、気分をアゲてくれます。