のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

一緒に、がんばる。

こんにちは。

 

ゆうべ、遅い時間から相棒ちゃんの塾の個別面談があって、帰宅してお布団に入ったのは午前1時半を過ぎていました。疲れた(笑)。

 

要約してお伝えすると、「志望校、かなりキビしい」のです、はい。で、わたしが思っていたことと、先生から提案いただいた内容が、ほとんど同じで、つまり「この春休みが挽回のラストチャンス」ってこと。

 

隣に相棒ちゃん、正面に塾長先生、というポジションで、わたしの考えを全面展開したら、途中、相棒ちゃんが感情的になって「わかってる!!がんばります!!」と言いました。わたしとしては、その「悔しいスイッチ」を入れるのが狙いでもあったので、そこは「待ってました」だったのだけど、そのあと、意外な展開になりました。

 

塾長先生が、「〇〇ちゃん、おかあさんの意見、悔しいやろ、ムカつくなぁって思ってるやろ、そこまで言わんでもいいやんかって腹立ってるやろ? だけど、めっちゃむかつくけど、そしておかあさんも思いっきり言わはるけど、でもな、それができるのって、おかあさんと〇〇ちゃんやから、やねんで?おかあさんと〇〇ちゃんは、それだけ特別な関係っていうことなんや。僕が言うのと、おかあさんが言うのとでは、全然違う。そういう、ありがたい関係なんやで?」とおっしゃるのを、フンフンと聴きながら、ふと隣に目をやったら・・・

 

相棒ちゃんが大粒の涙をぽろぽろ流していました。

 

あまりに静かだったので、全然気づかなかったのですけど、ぽろぽろと。

 

ちょっとびっくりしました。

 

「悔し涙なん?」と尋ねると、「違います」と一言。そのあとは、具体的な勉強の話になったので、涙の意味について、それ以上触れることはしませんでした。

 

その後も、それはそれは厳しいお話をいただいて、塾を出て歩きながら、「コンビニでアイスクリームでも買って食べよっか」と誘ったら、「泣いて目が腫れてるからコンビニに入りたくない」と相棒ちゃん。「そんな気にならへんよ」と返したけど「いや、やめとく」とのこと。で、「ついでに」みたいな感じで訊いてみました。「なぁ、〇〇、さっきはおかあさんが先生の前でキツいこと言いまくったから腹立って、悔し泣きしたん?」。そしたら、相棒ちゃんが言いました。

 

「〇〇は、悔しくても人前で泣いたりはせえへん。〇〇の涙のスイッチは、そんなところにないねん。」とのこと。

 

「ほんならなんで?」と返したところ、こんなこと言いました。

 

「おかあさんと〇〇が特別なんやで、って言われて、そうなのかぁって思ったら、ぶわっと涙腺が緩んでしもた」。

 

いやぁ~、なんて素直なお人かと思いました。かわいいというか、いとしいというか。なんとも言えなかったです。

 

そして「おかあさんと先生の言う通りやと思う。もうちょっとだけ考えて、この春休みの集中講座のメニュー、決めます」と、いつになく「まとも」なお答えで締めくくり、最終的にはわたしの誘いに乗って、コンビニに寄りまして、相棒ちゃんはちょっと上等のアイスクリームを買って、わたしはコーヒーとお菓子を買って、車中で「プチ打ち上げ」しました。

 

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帰宅してから、わたしなりに、この春休みをどうサポートしていけばいいか考えながら、取り急ぎ、翌日の塾での「漢字テスト」に向けた「模擬テスト」を相棒ちゃんに提案、ゲーム感覚でわたしも挑戦しました。

 

ゲームとはいえ、勝負は真剣(笑)。直前の「3分間暗記タイム」に思いっきり集中して、問題集1ページ分の漢字書き取り!!

 

結果は・・・

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十分互角でしたよ!!

久しぶりの「漢字テスト」、すごく楽しかった。

 

相棒ちゃんは、性格的に「孤独な闘い」ではアドレナリンは出ないのですよね、きっと。「一緒に、がんばる」。もちろん、忙しい日々ではあるのだけど、でも、できることはやってあげよっかな、と。それに、これ、結構「あたまの体操」になりそうなんです。私にとっても、悪くない、そう思います。

 

残り時間はあとわずか。

 

遅ればせながら、「受験生の母」にトライしてみようかと思っているわたくし、です。