こんにちは。
本当に、目と耳を疑いました。
東京五輪・パラリンピック組織委員会森喜朗会長による、日本オリンピック委員会臨時評議員会での発言。
一部ですが、以下。
もう、キーボードを叩くのも、わなわなしそうです。
これはテレビがあるからやりにくいんだが。女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさく言うんですよね。
(中略)
女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。誰かが手を挙げるとみんなが発言したがる。女性というのは競争意識が強い。
(中略)
女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困ると言っておられた。誰が言ったとは言わないが。(ちなみに、この発言については、その場にいたJOC評議員会のメンバーから笑い声があがったそうです)
「失言」と報じられているけど、これは「失言」じゃない。「うっかり言っちゃった」んじゃない。彼の心底、骨の髄からの、正々堂々とした「本音」です。
こんな発言を、普通にできる、そして、それに対して笑い声があがる、そんな国に生きていることを、女性として、というよりも、人間として、本当に恥ずかしく、情けなく思います。
わたしたちは、これを許してきたのだなぁと。
こんな暴力が、まかり通るこの国で、辱められているのは女性だけではないと思います。
森さん、今すぐ辞めて。
あなたのような人物が、「必ずやる」と繰り返すオリンピックを、すでに世界は認めていないし、もう、誰も、認めない。
追記
この記事を書いている時点で、森氏は辞任を否定しています。