のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「土用の鰻」を、「水曜」に、「鯖」にて食す。

おはようございます。

 

朝、早く目が覚めたので、ゆっくり昨日のブログにいただいたコメントへのお返事を書かせてもらいました。少し緊張しながらアップしたけど、やっぱり書いてよかったと思いました。言葉にしてカタチにすること、あらためて大切にしようと思いました。読んでくださったみなさん、コメントをくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 

さて、タイミングがズレズレの話題で恐縮です。

 

わたしは、かなりおっきくなるまで、「土用の鰻」=「土曜の鰻」だと思っていました。そもそも、何曜日にも鰻を食べさせてもらったことがなかったので、我が家の食卓には「どうでもよい話」でありました。なぜ鰻を食べさせてもらってなかったというと、もちろん、経済的な問題、それと、単純に、ごはんをつくる頑固一徹おかんが、鰻がキライだったから、です(笑)。

 

高校3年生のとき、事情があって1週間ぐらいおかんの姉(つまりわたしの叔母)のところにホームステイさせてもらったことがあるのですが、そのとき初めて、鰻の蒲焼をいただきました。店先で炭火で焼いてくれるお店に、買い物の帰り叔母と一緒に寄り、あの魅惑の香ばしい香りに包まれて、ものすごくしあわせだったのが、わたしのなかの唯一の鰻の想い出です。

 

だけど、その後、「ごはん担当」がわたしになっても、鰻の蒲焼はテーブルに載ったことがありません。土用の日も、それ以外も。

 

でも、最近、「うな次郎」やら「うーやん」やら、「うなぎネタ」がいろいろ賑やかなので、「蒲焼」をしてみようと思いました。しかし、素材は鰻じゃありません。庶民のおさかな、鯖に登場してもらいました。

 

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鯖の切り身にお酒としょうがのすりおろしをかけて10分ぐらいおいて、臭みをとってから、片栗粉をつけてフライパンにサラダ油を敷いて焼きます。上手に焦げ目をつけたら、お醤油とみりんを1:1にしたタレをフライパンのまわりからジュっとかけて、鯖の表面の片栗粉の効果でタレがトロッとしたところで完成。つけあわせのシシトウは、鯖と一緒にフライパンにのせておけばOK。

 

これだけでは、ちょっと寂しいので、「玉ねぎとシシトウの酢醤油付け」を調味料に、長茄子と豚ミンチ炒めを。

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これは、ほんっとに豚ミンチと長茄子を炒めて、最後に「酢醤油漬け」をたっぷりかけて、お醤油少しだけ追加。びっくりするぐらい簡単なのに、びっくりするぐらいおいしい1品です。

 

これに昨日の肉じゃがやお味噌汁をのっけて、「土曜の鰻定食」ならぬ、「水曜の鯖定食」(笑)。あ、大根のぬか漬けも、わりとおいしくできてます。ちょっとすっぱいお漬けもんが、この時期食欲を助けてくれます。

 

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相棒ちゃんにはバカうけしました。普段、圧倒的に「肉派」なのですが、今回の蒲焼は非常にポイントが高いそうです。

 

お財布にもやさしいしね。きっと我が家には、今後は、なんども「土用」がくると思われます。いいじゃん、こんな過酷な天候だし。しっかり食べて、スタミナは常につけておきたいものだから。

 

さぁ、今日もがんばっていきましょう!!

 

今週は土曜日までずっと仕事。

 

体力勝負だもん。