のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

のんち食堂「きょうのおつまみ」①

こんばんは。

 

夕方仕事を終えて駐車場に向かう途中から、雷と大粒の雨。帰り道はワイパー大忙し。家に着いたらピタッと止んだ。びしょ濡れにはならずに済んで、すぐ台所に立つことができました。

 

・・・とはいっても、今日は、な~~んにもしません。

 

相棒ちゃんは「夕飯いらない」そうだ。今日は木曜日、疲れがだいぶたまってる。だから、な~んにもしない、のです。

 

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今日は、「晩ごはん」というより「おつまみ」っぽい。

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プチトマトの生ハム巻き

きゅうりのぬか漬け

なすびのぬか漬けの生姜醤油和え

ゴーヤーの佃煮

レーズンパンのチーズトースト

 

手を加えたのは、ぬか漬けをぬか床から出して切って和えたことと、チーズトーストを焼いたことと、プチトマトに生ハムを巻いたぐらい(笑)。

 

いいの、こんな日があっても。

 

きっと、ビール好きなひとには、ちょっとたのしいプレートなのではないかな、と思いながら、わたしはこのあとのコーヒータイムのために「飲み物」はおあずけ。

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そう、このゴーヤーの佃煮を入れた器は、20歳のときに、アルバイトで「ヨーロッパ子どもツアー」の「付き添いのおねーちゃん」をしたとき、フランスのある街に、丸1日ひとりで待機させられたことがあって、そのとき、ふらっとでかけて買ったもの。値段もわからず、手触りとフォルムのかわいさに魅せられて買ったんだけど、まったく言葉が通じない、まったくの独りぼっちの、あのスリルと、なんというのか、もうどこかに飛んでいったみたいな「吹っ切れ感」は、すごい経験だった。もっといろんなこと、憶えていたかったけど、いま蘇るのは、この器を買ったお店のかんじと、かわいい紙袋に入れてもらってイチゴを山盛り買ったことと、公園の噴水と、ベッドにあぐらをかいて、まったくわからないテレビを眺めながら食べたパンのこと。

 

でも、ひとり旅が好きになったのは、あのときの「丸一日」の経験がきっかけだと思う。もう1回、やってみたい。けど、いまじゃ、きっとああは感じられないのだろうな。やっぱり、あのときだから、ああだったのだ。

 

今だって、もうちょっと歳を重ねたわたしから振り返ったら、「あのとき」になる。

 

あのときだから、ああだったのだ。

 

そう思える、今だけのわたしを、カッコ悪くても、がむしゃらに、生きたいもんだなぁと思う、午後7時前です。

 

 

本文とは、ちと矛盾するのだけれど、いま、心で流れた曲を。


Yesterday Once More (イエスタデイ・ワンス・モア) / CARPENTERS