前略。
去年の今日のブログです。
そして、今日も「ロック(6・9)の日」やん。
かつてマーチン・ルーサー・キング牧師が「I have a dream.」と展望した世界から、むしろ私たちは遠ざかっているのだろうかと思ってしまう事件が、アメリカで起きてしまった。世界じゅうで怒りのデモが続いている。
肌の色が「黒い」からという理由で、バスにさえ乗れなかった時代があった。そこから時代は進んだはずなのに、同じ理由で、犯罪者扱いされる理不尽さは、何も変わらず、いまだに、続いている。
生まれたところや皮膚や目の色で
いったいこのぼくの 何がわかるというのだろう。
「青空」(THE BLUE HEARTS)
「黒人だから」「おんなだから」「子どもだから」「朝鮮人だから」「被差別部落出身だから」「障がいがあるから」「学校に行ってない(行けてない)から」「貧乏だから」「フリョーだから」・・・・、あらゆる理由で乗ることを拒まれているバスに、勇気をもって「乗っけてくれ」と声を挙げられる、わたしでいたい。
「乗れない」ことを自分のなかで正当化しないで、ちっちゃな抵抗を。
「そのバスに乗せて」と起ち上るひとがいたら、独りぼっちにさせないわたしになりたい。
あかんたれのわたしだけども、そんなことを思いながら、今年の6・9の日の夜は、この曲を聴きながら、珈琲を飲んでいます。
(動画はYouTubeから拝借しました)