のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

運転手さん、そのバスに。(6・9の日)

前略。

 

去年の今日のブログです。

nonchi1010.hatenablog.com

 

そして、今日も「ロック(6・9)の日」やん。

 

かつてマーチン・ルーサー・キング牧師が「I have a dream.」と展望した世界から、むしろ私たちは遠ざかっているのだろうかと思ってしまう事件が、アメリカで起きてしまった。世界じゅうで怒りのデモが続いている。

 

肌の色が「黒い」からという理由で、バスにさえ乗れなかった時代があった。そこから時代は進んだはずなのに、同じ理由で、犯罪者扱いされる理不尽さは、何も変わらず、いまだに、続いている。

 

生まれたところや皮膚や目の色で

いったいこのぼくの 何がわかるというのだろう。

   「青空」(THE  BLUE  HEARTS)

 

「黒人だから」「おんなだから」「子どもだから」「朝鮮人だから」「被差別部落出身だから」「障がいがあるから」「学校に行ってない(行けてない)から」「貧乏だから」「フリョーだから」・・・・、あらゆる理由で乗ることを拒まれているバスに、勇気をもって「乗っけてくれ」と声を挙げられる、わたしでいたい。

 

「乗れない」ことを自分のなかで正当化しないで、ちっちゃな抵抗を。

 

「そのバスに乗せて」と起ち上るひとがいたら、独りぼっちにさせないわたしになりたい。

 

あかんたれのわたしだけども、そんなことを思いながら、今年の6・9の日の夜は、この曲を聴きながら、珈琲を飲んでいます。

 


THE BLUE HEARTS - 青空 (Aozora)

(動画はYouTubeから拝借しました)

 

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