のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

やさしい「一筆」に、ありがとうを。

おはようございます。

 

週末のゆったりした時間に、全身全霊深呼吸しています。

 

ゆうべ、「食べチョク」で注文した無農薬トマトが届きました。

 

箱を開けた瞬間、眼に飛び込んできた真っ赤なトマトと、段ボールに直接書いてくれた「一筆」に、涙がこみあげてしまいました。

 

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 コロナで大変ですが、

トマトで少しでも元気になって下さい。

 

なんてやさしいことば。

トマトが直接声をかけてくれているようで、不揃いだけどピカピカでプリプリの真っ赤なトマトが潤んで、潤んで、仕方がありませんでした。

 

生産者さん、ほんとにありがとうございます。

 

ほんとにしんどい毎日なのだけど、でも、ほんとに大切なこと、ほんとに大切なもの、ほんとに大切なひと、について考えるチャンスをもらっています。

 

しんどいけど、でも、人生を50年とちょっと生きてきて、いま、この状況に出合っていることは、きっと意味があるんだと思う日々です。

 

そして同時に思うのは、こんなふうに考えることができるのは、わたしに安定した仕事があって、家族がみんな元気で、暴力や貧困に曝されていないから、なんだということです。

 

朝ごはんを食べながら見たニュース番組でも取り上げていたけれど、さまざまな「自粛」のなかで、やっぱり、より「弱い」ものに、苛立ちの矛先が向いている。私から見たら「助け合っている」と思えるヨーロッパにおいてでさえも、DV被害が日ごと増えているのだと。

 

半径数メートルの、「わたしのしあわせ」だけにぬくぬくと浸ることなく、社会に眼を、耳を、こころを、向けていこうと、あらためて思います。

 

真っ赤なトマトは、昨日のカレーにも、今朝のプレートにも。

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いのちをいただいて、いのちを大切にする、そんな生き方をしたいって、思っています。

 

庭のハナミズキ、咲いてきました。

 

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桜から、新緑へ。季節はちゃんと今年も、わたしたちを連れて行ってくれるね。