のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

静かに、たしかに、移る季節。

こんにちは。

 

今日は風がとても心地よくて、空もきれいで、いい朝でした。

 

わたしは、仕事場ではずっとユニフォームだし、通勤には自分の車を使うので、極端なおはなし、「何を着ようと、誰もあんまり見てない」と言えば言えなくもないのですけどね、それでも、やっぱりおしゃれはしたいと思うほうです☺☺☺。

 

今日は、この春初めて、Tシャツの上にGジャンを羽織ってみました。家の玄関を出た瞬間、ちょっとだけひんやりしたけど、シャキッとした気持ちになって、TシャツとスカートとGジャンのバランスも我ながら満足だったので、なかなかに幸せでした。

 

職場の駐車場に着いて、うきうきしながら歩いていたら、いつも愛でさせてもらっているお庭のバラのつぼみがふくらみ始めていました。

 

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こんなに騒がしい、こんなにトゲトゲした、こんなに不安な日々だけど、静かに、そしてたしかに、季節は移っていってるんだな・・・。しばし足を止めて、朝陽に照らされたその眩しい緑色に魅入ってしまいました。

 

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きのう、だったと思うのだけど、夕飯の支度をしてるときにテレビから流れていたクイズ番組で、憲法25条条文の「穴埋め」が出題されていました。

 

回答者の複数が「健康安全な最低限度の生活」と答えていたのが、すごく印象に残りました。ほんとは「健康文化的な最低限度の生活」。でも、あらためて思ったんです。これ、ものすごくないがしろにされている。それこそ、安全に生きる権利さえも風前の灯火なんじゃないのかな、いまの私たち。そのことに、もっと敏感でなくちゃいけないんじゃないのかな、私たち。

 

何度考えても、あるいは考えないようにしようと蓋をしても、「安倍晋三氏」のコラボ動画への自分の感情を鎮めることが難しい。

 

普通に暮らすひとたちが、ふとした瞬間に季節の移ろいを感じられるような、そんな社会にしなくっちゃ。それを実現できるのは、少なくとも「安倍晋三氏」ではない。「安倍さん、あなたじゃありません」という意思表示は、絶対に、絶対にしなくっちゃ。もしも、万万が一にも、この新型コロナウイルスの勢いが、まさに奇跡的に、ヨーロッパやアメリカほどの恐ろしさに至らなかったとしても、でも、絶対に、この感情を、風化させたり劣化させることのないように。自分の背中をトンと押しながら、バラの生垣をあとにしました。

 

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最近、よく聴く曲があります。

 

「僕らが旅に出る理由」。

 

歌詞もメロディも全部大好きなのですが、とくに、くらしを歌っているところ、何度聴いても涙が出るんですよ。「遠くまで旅する恋人」に宛ててではなくても、わたしが営む日々の暮らしにむけて、それをともにするすべての人たちに宛てて、歌いたくなるんです。

 

 

遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ

ぼくらの住むこの世界では太陽がいつものぼり

喜びと悲しみが時に訪ねる

 

遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし

ぼくらの住むこの世界では太陽がいつものぼり

誰もみな手をふってはしばし別れる

 

そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く

美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間

せつなくてせつなくて胸が痛むほど

 

遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ

ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり

誰もみな手をふってはしばし別れる

 


アン・サリー - 僕らが旅に出る理由 @ 頂 -ITADAKI- 2017

(動画はYoutubeから、歌詞はUtaMapからお借りしました)

 

 

さぁ、午後も仕事、がんばります。

みなさんも、元気でいてくださいね。