のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

相棒を説得する、はずが。

おはようございます。

 

やっと週末。「辿り着いた」という気分です。

 

朝ごはんに、久々フレンチトーストを焼きました。ちょっと贅沢にメープルシロップをたっぷりかけました。相棒も大喜び。トマトスープと果物も添えて、週末らしい朝です。

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ゆうべ、相棒とじっくり話をしました。

 

バイトを一旦辞めてほしい、という話。

 

相棒は、高校を卒業したら、韓国で勉強したいと考えています。高校も、そのことを視野に入れてチョイスしました。具体的に考え始めると、お金のことがとても気になってきたようで、「一部は自分で出そう」という思いもあってバイトを始めました。(もちろん、日々の洋服やメイク道具やK-POPアイドルのライブ参戦の資金なども含まれてます☺)

 

なので、「続けたい」という思いは当然あったと思うのだけど、新型コロナウイルス感染症の流行状況がここまでくると、やっぱり、わたしとしては看過できなくなってきました。もちろん「今ごろ?遅いよ」と思われる方もいらっしゃるとは思います。が、ほかのバイトの先輩や同僚、いつも「ギリギリ」の経営状況でがんばってる店長さんご夫婦に対してすごくシンパシーを感じていることを知っていたし、とてもたのしくお仕事をさせてもらっているのもわかっていたので、私自身、なかなか決断できずにいました。

 

とは言っても、わたしの仕事は、規模は小さいけれども病院運営に携わるポジション。とくに感染対策では実務責任者に近い役割を担っています。どこでどんなことが起きるかは誰にもわからないけど、「可能性」はできるだけ減らしていかなければなりません。そして、もちろん、なによりも、相棒の健康を、いのちを守りたいという思いが根底にあります。

 

そのことを、ゆうべ相棒にじっくり説明しようと思っていました。

 

そしたら、冒頭のほんのちょっと、「さわり」の部分を話し出したところで、相棒が言いました。

 

「わかった、お母さん。〇〇は、お母さんが一生懸命、責任ある仕事してるのに、そこに迷惑をかけるようなことはしたくない。だからバイトは休む。店長さんにすぐ連絡する」と。

 

いろんなこと、ちゃんと、全部、伝わってるんだなぁと思いました。

 

わたしは、わかってくれたことを感謝する気持ちと、「お金のことでお母さんに負担かけたらあかんって思ってくれてるのもわかってるよ。だけど、それよりも、〇〇のからだが大事。いまは、そのことを一番に考えよ」ということを説明しました。

 

数日前、頑固一徹おかんが言ってました。「〇〇は、ちゃんと人のことを慮れる子に育ってる。新型コロナのことは大変やけど、〇〇の成長の後押しになってるな」。

 

そっか、そうなんだね。

 

息が詰まりそうな毎日だけど、そういうことも一方では起きているんだ。

 

相棒のこと、もうちょっとほめてあげなくちゃ(笑)。

 

そして、おいしいごはんで「お返し」しなくちゃ。

 

ゴールデンウィーク明けまでの休校延長。ほんと長いですが、しっかり対話できる機会と捉えて、大事に過ごしていこうと思っています。