のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「何を言われても、何度も訴える。」

おはようございます。

 

ちょっと早めに職場に来て、資料の整理をしようと思ってパソコンを開いたら、「森友学園」に関連する文書改ざんを強いられて、その後自殺(この表現に、いつも心がズキッと痛むのですが)された近畿財務局の赤木さんの妻さんのコメントが目に飛び込んできました。

 

(再調査しない意向を国会で答弁した安倍首相は)調査される側で、再調査しないと発言する立場ではない。

~中略~

夫の遺志がないがしろにされていることが許せない。何を言われても、何度も再調査の実施を訴えたい。 

 

「何を言われても、何度も」―――。

ものすごい勇気。だけど、恐怖を感じないはずがないと想像します。

 

あんな国会でも、100%民意を無視することはできないと思う。私も、赤木さんの妻さんと一緒に、再調査を要求したい。

 

権力を縛るはずの装置で、国民(この言葉も好きではないけど)を縛り、平気な顔で嘘をつく、そんな首相、そんな政権は、もう終わらせたい。

 

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1999年の今日。

コソボ紛争での和平交渉が決裂し、NATO軍がユーゴスラヴィア空爆を始めた日。朝のラジオでボブ・ディランの『Masters of War』が流れていました。

 

こんなふうに、人びとの心を捉えて離さないような言葉や音楽は持ってないけど、でも、やっぱり、黙っていたくはない。

 

赤木さんの命を軽んじることは、わたしの命を軽んじることにつながっていくと思うから。

 

youtu.be

 

和訳はまーしゃるさんとおっしゃる方のブログから転載させていただきます。

lyriclist.mrshll129.com

Come, you masters of war
おい、戦争の親玉共
You that build the big guns
大砲を造るする奴ら
You that build the death planes
戦闘機を造る奴ら
You that build all the bombs
爆弾を造る奴ら
You that hide behind walls
壁の後ろに隠れてる奴ら
You that hide behind desks
デスクに隠れてる奴ら
I just want you to know
お前らに知らせておいてやるよ
I can see through your masks
お前らの本性なんてお見通しなんだぜ
You that never done nothin’
But build to destroy
破壊行為以外
お前らは何もしないよな
You play with my world
Like it’s your little toy
お前らは小さなおもちゃのように
俺の世界をもてあそぶ
You put a gun in my hand
お前らは俺に銃を握らせ
And you hide from my eyes
俺の視界から身を隠す
And you turn and run farther
When the fast bullets fly
そして銃声が響いたら
一目散に逃げていく
Like Judas of old
古のユダのように
You lie and deceive
お前らは嘘をつき、欺いている
A world war can be won
世界大戦は勝てるんだと
You want me to believe
俺に信じさせる
But I see through your eyes
だけどお前らの視線も
And I see through your brain
お前らの考えも
Like I see through the water
That runs down my drain
下水の水(俺の小便)のように
透けて見えてやがるのさ
You fasten all the triggers
For the others to fire
Then you set back and watch
お前らは自分の引き金は固定しておきながら、
他人には平気で発砲させ
自分は後ろで眺めている
When the death count gets higher
死者の数が増えていけば
You hide in your mansion
お前らはお屋敷に身を隠す
While the young people’s blood
Flows out of their bodies
若者たちの遺体から
血が流れ出している間にも
And is buried in the mud
泥の中に埋められていく
You’ve thrown the worst fear
お前は最悪の恐怖を振りまいた
That can ever be hurled
Fear to bring children
Into the world
その恐怖が世界中の子供たちに
振りまかれたんだ
For threatening my baby
Unborn and unnamed
まだ生まれてもいない、名前さえついていない
俺の赤ん坊を脅かしている
You ain’t worth the blood
That runs in your veins
お前らに赤い血が
体に流れる資格は無いぜ
How much do I know
To talk out of turn
身の程知らずな
口をきいている事はわかってるさ
You might say that I’m young
お前らは俺をまだ若造だと言うだろう
You might say I’m unlearned
学が無いと言うだろう
But there’s one thing I know
Though I’m younger than you
確かに俺はあんたより若造さ
Even Jesus would never
Forgive what you do
だけど神様だって
お前らの事は許さないはずさ
Let me ask you one question
一つ訊きたい事があるんだ
Is your money that good
そんなに金って大切かい
Will it buy you forgiveness
Do you think that it could
金があれば許してもらえると
思っているのかい
I think you will find
お前らはきっとわかるだろう
When your death takes its toll
お前らの死が代償を払う時
All the money you made
お前らが稼いだ金でも
Will never buy back your soul
魂は買い戻せないのさ
And I hope that you die
お前らは死ねばいいのさ
And your death’ll come soon
もうじきその時は来るぜ
I will follow your casket
By the pale afternoon
薄暗い午後に
俺はお前らの棺桶についていくのさ
And I’ll watch while you’re lowered
Down to your deathbed
お前らが葬られるところを眺めて
And I’ll stand over your grave
‘Til I’m sure that you’re dead
お前らの死を確かめるまで
お前らの墓の上で見張っているのさ
Written by Bob Dylan
Don’t Think Twice, It’s All Right Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC