こんばんは。
昨日から、本格的にピアノを弾き始めたわたしですが、今日の仕事の帰り道は「いかにピアノを弾く時間を捻出するか」について、イメージトレーニングをしました(笑)。まずは「ごはんをテンポよく作って、できるだけ早く夕飯を終える」ことに着眼。買い物はしてあったので、帰宅して早速、相棒と一緒にお鍋の準備を。帰宅して30分経たずに食べ始めることができました。
何だかんだ言って、細切れに、割と無駄な時間ってあるんです。「ある」というより、自分がそういう無駄な時間を「つくってる」んですよね。それが、何か「これ、絶対やりたい」と思うことができると、そんなふうにしていられなくなります。
お鍋自体は相棒とあれこれお喋りしながら楽しく食べて、食後はまったりせずに、お茶碗とお鍋をちゃっちゃと洗って、そのままピアノタイムに突入しました。弾く曲は、昨日に続いてビートルズの「Yesterday」です。
ピアノタイムが軌道にのるまでは、指の準備体操的なスケール練習はスキップして、いきなり弾きたい曲からスタートしようと決めてます。まずは「弾きたい」気持ちを大事にしたい。誰よりも自分自身を楽しませてあげたいのです。
小一時間、繰り返し、繰り返し、繰り返し弾きました。でも、これが、ちっとも飽きないです。とても素敵なアレンジで、原曲の素敵さがちゃんと再現されていて、その分、簡単ではないのだけど、弾いていて、すごく満たされます。
ピアノを弾いたことがあるひとにはわかってもらえるかな。わたし、以前は、ピアノの低音の響きがあんまり好きじゃありませんでした。濁ったかんじと、重たいかんじがすきじゃなかった。だけど、最近は、その低音にむしろ魅力を感じるようになりました。輪郭がやわらかくて、あったかい感じが好きだなって思っています。「Yesterday」のアレンジでも、この「低音の響き」、楽しんでいます。
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あ、タイトルに書いたけど、自分が音楽に近づいていくと、音楽が、また次の音楽を呼んできてくれるような気がします。
今朝の運転の道中、「If not for you」っていう曲が流れて、シンプルだけどすごくカッコいいギターだなぁって思ってたら、歌っているのがジョージ・ハリソンだと曲のあと、DJさんが教えてくれました。
「なんか、ビートルズつながりで、うれしいな」なんて思っていたら、今度、帰り道には、なんとなんと、ボブ・ディランが歌う同じ曲「If not for you」が流れたんです。なんとも粋な偶然、びっくりしました。びっくりと言えば、おんなじ曲なのに、雰囲気が全然違うのにびっくり。歌うひと、奏でるギターによって、こんなに変わるんだなぁって。
で、気になったのでちょっと調べてみたら、そもそもこの曲が生まれたのが、ディランとジョージのセッションから、と書いてありました。そして、そのおふたりでのバージョンもYoutubeにありました。
なんとも、すてきな発見。
音楽が音楽を呼んでくる。
こんなふうにして、もっともっと、いろんな音楽に出会ってみたいな。
ピアノを始めたタイミングで、こんなたのしい偶然。
しあわせ、です。