のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

100かゼロか、ではなく。

こんにちは。

今日も「裏方」やってまいりました。本日の「下ごしらえ」は、エリンギ、にんじん、かぼちゃ、玉ねぎでした。あのね、なんてヤワなのかと思うのだけど、昨日、大根を丸い型で抜くのに「グッ」と力を入れた右手の人差し指の付け根に、たった1日(っていうか数十分だわね)で「水ぶくれ」ができちゃったです(笑)。え?どこにあんの?って思います?でも痛いねん(笑)。ヒリヒリして、今日の人参の型抜きのとき、大変やってんから~~!!ひ弱だねぇ(笑)。まったく。

 

f:id:nonchi1010:20200321164816j:plain

 

現場の主任さん(男子)に「こんなんできてん」と見せたら、「僕はこんなんです」と言って見せてくれた手のひらに、いくつも、年季モノの「マメ」が散りばめられておりました。ちょっとウルっときました。あぁ~~、これぞ、「現場」だなって、スゴいなって思いました。「カッコええな」って言うので精一杯(笑)。それ以上喋ったら、すぐ泣くもんですから・・・。

 

*******************

さて。

心のざわつきを、言葉にして、読者のみなさんとのやりとりがあって、すごくうれしいです。なかなか、リアルな暮らしのなかで、こんなふうに誰とでも熱く語れるわけではないのでね。

 

で、何がうれしいかというと、「思いっきり闘うひと」だけじゃなく、いろんな「向き合い方」をお互いにリスペクトしあえるところが、一番うれしいのです。「あなたの暮らしの中で、いまできることを、その場所で」というのが、すごくうれしい。

 

ちょっとうじうじ話になりますが・・・

 

いろんな活動を、精力的に、アグレッシブになさってる方、わたしの周りにもいてはります。たとえば沖縄の辺野古の座り込みに定期的に行くひと(わたくし大阪在住、そのひとたちは関西やら、もちろん関東の方も)、毎月決まった日に、街頭でリレースピーチやビラまきをするひと、音楽でみんなを鼓舞するひと、ひとりやふたりじゃなく、いらっしゃる。

 

すごいな、と思う。まさに「闘ってる」よな、と思う。

 

わたしのおかんも、そんな人だったし、いまもそんな人。

 

だから「あんたも、もちろん、やるよな?」みたいに思われてたし、いまでも「そうしてくれたらええのに」って思ってるはず。ときどき、とんがったケンカになるときは、その話が浮上する。

 

だけど、実際モンダイ、いまの私は、そんなふうにはしていない。できていない。しない。

 

でも、だからといって、関心がないわけじゃない。

 

ものすごく「闘ってる」ひとの近くにいると、まるで100かゼロか、みたいな気持ちになってしまうことがある。「闘ってる」ひとが100で、わたしがゼロ。

 

でも、自分でハメた、この枠が、すごくいやだなぁって思う。

 

100かゼロか、じゃないやん。いまのわたしにできることしかできない。だけど、それはゼロじゃない。

 

そのことを、ブログで出会ったみなさんは教えてくれる。

 

もちろん、ものすごくいろんなことを勉強もし、行動なさってる方もおられる。それはものすごくリスペクトする。だけど、たとえば、このブログを読んで、静かにいろいろ考えてくれてるひとは、その人と比べて、なにかあかんのか、そうじゃないと思う。

追記)この部分、読み返してみて、誤解を招いちゃいけないと思うので、少し追記させてください。静かにいろいろ考えているひとのことを、どなたかが「あかん」とおっしゃったわけではまったくありません。ここは、あくまでわたしの、わたしに対する問いかけです。

 

みんな、自分のあたまで考えて、こころで受け止めて、自由にことばにしていけばいいと思う。ことばにできなかったらしなくてもいい。そういう、いろんなひとと、つながっていきたい。

 

そしてもちろん、最後は、選挙に行かなくちゃ。静かに考えているひとも、街頭で闘ってるひとも、みんな、選挙に行かなくちゃ。

 

アクションの起こし方は、100かゼロか、ではなく、それぞれのカラーがあっていい。だけど、選挙だけは、行く(100)か、行かない(ゼロ)かだもんね。

 

ざわざわした心に、呼応しあって、つながりあって、みんな、それぞれに考えて、またそれを伝え合っていくなかで、お互いを認め合って、元気づけあえたらいいな。

 

・・・・そんなことを考えています。

 

f:id:nonchi1010:20200321163002j:plain

奥のほうに、ちょっと下向き加減に、大好きなクリスマスローズ。

朝日に照らされて、きれいだったのだけど、最近腰痛まで出てきてて、ガッツリしゃがみ込んで撮ることができず(笑)。