おはようございます。
静かな日曜日の朝です。スズメちゃんが鳴いてます。
もうちょっと先かなぁって思っていた、うれしいお届け物が、なんとなんと、届いていたんです。わたしがポストを確認するまえに、娘が見てくれていたようで、玄関に置いててくれたのだけど、わたしがそれに気づいていなかった~~~。
「ポストに入れたよ」
というおしらせを目撃したので、「こんな朝早く、届くワケないよな」とか思いつつ、まだ薄暗い早朝、ポストを覗いてみましたが、なかは空っぽ。
「だよね、まだこんな朝早いもんな」
と玄関に戻ったところで、一角の郵便物の束を見つけたのでした。
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その郵便物の中身のことは、またあらためて、お話しすることがあるかと思うのだけど、封を開けるまえに、なにがうれしかったって、
封筒に「品名」を書き込む欄がありますよね、あそこに、こう書いてあったんだ。
お手紙
なんかね、ものすごく響きがあったかくて、開封するまえに、しばし眺めてしまいました。送り主さんは、もちろんおとなのひと。
わたし、おそらく、この「品名」欄に「お手紙」と書いてくれたひとに、初めて出会いました。
そして、その3文字が、送り主さんのお人柄「そのもの」のような気がして、すごくすごくうれしかったです。
わたしが大好きな絵本に、アーノルド・ローベルさんの「ふたりはともだち」というのがあります。
そのなかに「おてがみ」というおはなしが入っています。
親友のがまくんが、「おてがみを一度ももらったことがない」とさみしい思いをしていることを知ったかえるくんが、大急ぎで家に帰って、がまくんへのてがみをしたため、とっても歩みがスローなかたつむりくんに、「このてがみをがまくんに届けて」と託し、おおいそぎでがまくんのもとへ戻り、玄関のまえでふたりでおてがみが届くのを待つのです。
かえるくんががまくんに宛てたてがみには、こう書いてありました。
しんあいなる がまがえるくん。
ぼくは きみが ぼくの しんゆうで ある ことを
うれしく おもっています。
きみの しんゆう、 かえる
「お手紙」という表現に、このおはなしを想い出して、朝からページをめくりました。
ありがとうね、わたしにとっての「かえるくん」。
大事に、大事に、させてもらいます。