おはようございます。
ゆうべの夜中のトランプ大統領の演説は、リアルタイムでは見ずに寝ました。今朝起きて、ドキドキしながらニュースを見たら、「戦闘は望まないから、経済制裁」しかも「イランが態度を変化させるまで、強化し続ける」と。
思い出してしまうのです。
イラクで、点滴も包帯も、お薬もない病院の、ベッドでは足りずに床にまで傷ついた市民たちが横たわっていた姿を。その大半が、子どもたちであり、女性たちであり、お年寄りだったことを。
「我々は戦争を望まない。」
聞こえはいいけど、あなたたちのやろうとしてることは、「手段」を替えただけ。兵糧攻めにしたら、ある意味もっともっとかなしいことが、徐々に、じわじわと弱い人を締め上げる。いますぐに、その場で大量のひとが犠牲にならないだけのこと。
「石油と、日米同盟の間で、日本はどっちにも身動きをとることができません。」
きのうのニュースで、解説員といわれる人が発言していたけど、判断の軸は、その2本しかないのだろうか。
ゆうべの、あの女の子の眼が、ずっと頭を離れません。
彼女があれ以上に痩せ細って、眼に力がなくなって、人を信じられなくなっていく。生きる気力を奪われていく。
「言う事きくまで締め上げる」と平然と言ってのけるその国は、いつかきっと私たちにも同じことを言う気がしてしまう。
人が、人を、国家が国家を、そのように弄んでいいのだろうか。
きょうの朝ごはんを、丁寧につくることができませんでした。
とりあえず、「腹持ち」のいいお餅と、即席のお味噌汁に刻んだネギを浮かべて、娘のお腹はあっためてあげなきゃ、と思いながら、立ったままで食べました。