のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

やさしいハーブティ。

こんにちは。

台風が近づいているのが、風の流れですごくよくわかります。前回の大型台風のダメージがまだ残っている地域の皆さんに、大変なことが重ならないでほしいと思いながら、揺れる大木をおかんの部屋のベランダから眺めています。

 

今日は、「パソコンの使い方ちょっと教えて」というおかんの要請に応えて、午前中からおかんのおうちに来ています。

 

パソコンのことは、ま、大したことはなく、さほど「得意」でないわたしでもなんとか対処できました。さきほどからは、別の用事を仰せつかり、ただいま作業中。

 

前回書かせていただいた「他人さまにお任せする」件、おかんは、この週末に初めてお世話になったそうで、「主婦のプロみたいな人やった」とご満悦。だけど、もちろん、それですべてが充足したわけではなく、その残った部分は、やっぱりわたしの役目なのかな、と思いながら、到着後しばらく、ゆっくり話を聴きました。

 

話のお供に、おかんが淹れてくれたのは、とっておきのハーブティ。うちの娘が、この夏、約20日間滞在してきたオーストラリアで「おばあちゃんのおみやげ、一番奮発しました」という、とっても「上等(笑)」なお品です。

 

 葉っぱや花が開いていくひとときを堪能できるように、ガラスのポットでゆっくり淹れてもらいました。とにかく、パッケージを開いた瞬間に、めっちゃやさしいミントやレモンバームの香りがふわぁ~っと漂って、お湯を注いだら、それが花みたいにじわじわと開いていって…。そこに自然の甘みも加わって、なんとも、やさしい味がしました。

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ハーブティをいただきながら、まったりしていたら、「優しくできるとき、ちゃんと優しくしてあげて」「なんやかんや言って、実は、自分も甘えたかったりするんじゃないんかな」って、さらに心がほんわかするメールが届きました。「ほんまやな、そのとおりやな」って思いました。

 

「ちょっと模様替えしたから、見て」とか「葉っぱが元気や」とか言うおかんにつきあって、部屋のなかを一緒にうろちょろしながら眺めていると、なんとなく、気持ちがほぐれていく感じがしました。「こういう、なんでもない時間を、ほんとは、お互いに必要としているんだろうな」って、ちょっと思いました。

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でも、そう思えるのは、いろんな細々っとした用事をやってくれる「他人さま」がいてくれるから。いろんなひとのやさしい気持ちが、まわりまわって、順番に、いろんなひとをほっこりさせていくんだなぁと、感謝も含め、からだ全体で感じている、日曜の午後、です。