nonchiのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

そばに黙っていてくれるだけで。

みなさま、こんにちは。
蒸し暑いですね。不快指数どんどん上昇中!!ってかんじです。水分ちゃんと摂られてますか?お家のなかでも熱中症になります。早め早めに水分補給。そして、ちょくちょく休息とってくださいね。

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うちの元気印高1女子ですが、数日前に病院でちょっと痛い検査をしました。
おかんは同行せず、学校の帰りに、ひとりでクリニックを受診して、診察の結果、その日のうちに追加で、ちょっと痛い検査をすることになりました。わたしのところにお医者さんからお電話が入り、状況の説明と、「できたら来院していただきたい」とのこと。急いで車を走らせました。

検査自体は、数分で終わるものですが、麻酔なしで、細長い針を身体に刺すというもので、きっととても痛かっただろうと思います。検査が終わって、今後のスケジュールの説明を受け、診察室から出て、受付のソファに腰をおろした瞬間、いつもは明るくて気丈な娘が、しずかにぽろぽろと泣きました。

「おかあさん、痛かった。こわかった」
「(自分の症状について、最悪のことを想像して)死ぬかもしれんと思った」と。

そして、少し落ち着いて、帰りの車のなかで、こんなことを言いました。

「看護師さんがな、検査のときも、終わってからも、ずっと黙ってそばにおってくれた。ものすごい、ものすごい、ありがたかった。心強かった。おかあさん、だから看護師さんはすごいねんな。黙ってても、すごいねん」って。

母親としてはもちろんですが、同じ看護師として、娘の検査の介助についてくださった看護師さんに、とても感謝しました。娘は、いままで、「やりたい仕事」が二転三転どころか、20転30転ぐらいしているんだけど、最終、「看護師さん」に落ち着きつつあるようです。


中学3年生での職業体験も、近隣の自治体病院で「看護師さん」にならせていただき、そこでの経験もとっても素敵なものでした。

お医者さんから「〇〇さん(娘のこと)、きみの笑顔は患者さんを元気にするなぁ。だから、絶対看護師さんになってほしいなぁ」って言ってもらったと、誇らしげに報告してくれました。母親が看護師であることを、なにかの雑談のなかで話したら、「そりゃぁ、ええセンパイがお母さんやったら心強いね。がんばって〇〇さんも看護師さんになってね」と師長さんから言ってもらえたとも話していました。

赤ちゃんをケアする病棟にも行かせてもらい、ちいさい赤ちゃんたちに、丁寧に、愛情込めて接する看護師さんたちの姿に触れて、感動したとも言っていました。

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わたしも、1週間ぐらいですが、患者として入院した経験があります。そのときに体験した痛みのせいで、というか、その痛みから解放されようと、自分が全身でもがいたせいで、その後、強度の腰痛を抱えることになりました。退院して1週間ぐらい、本当に起き上がれず、ものすごくつらい思いをしました。どうしようもなくて、藁をもすがる思いでお世話になった整骨院の先生に、「それは、つらかったですね。しんどかったでしょう?」と言って、背中をさすってもらったとき、自分でもびっくりするぐらい涙がこぼれて、その一言だけで、背中をさすってもらっただけで、そのときの苦しさの大半が飛んで消えていくような気持ちになりました。

時間にすれば、ほんの少しのことだったけど、娘のそばに黙って居てくれた看護師さんのことを、娘はずっと忘れないと思います。そして、いまの気持ちを持ち続けて、ほんとに看護師になってくれるなら、自分がしてもらったように、誰かのそばに、黙って一緒にいてあげてほしい。そのことで、そのひとの苦痛や、不安や、痛みを、すこしだけでも軽くしてあげられる、そんな看護師さんになってほしいな、と思います。

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今朝、仕事場に向かう道の途中で、たわわに実ったビワの木から、おいしそうな実を枝ごといただきました。

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持って帰って、冷蔵庫でひんやり冷やして、娘に食べさせてあげようと思います。「あんた~、これ、お店で買ったらいくらすると思う??? おかあさん、お仕事場の近所のおばちゃんにもらってん」とどや顔で報告したら、また笑われることでしょう。「おかあさんさぁ、ほかにうれしいことないん? 食べることばっかりやん」って。

いやいや、うれしいことは、ほかにもあるよ。

あなたが、ぴちぴちに弾けそうな笑顔で、元気に出かけて、この家に帰って来てくれることやで~~~。

(なんて、こっぱずかしくて、言ったことないです)