のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

新しい暮らしへ、出帆。

みなさま、こんばんは。

約3年間暮らしたマンションの鍵を返してきました。最後、念入りに念入りに、ありがとうの気持ちを込めて、隅々までお掃除をしました。いろんなことを想い出しながら、整理もしながらのお掃除は、とても貴重なひとときだったと思います。

 

いよいよ新しい暮らしのはじまりです。

リフォームでお世話になった建築士さんから、「今回のリフォームに名前をつけてください」と言われて、頭に浮かんだのが『くらしのまんなかに、台所』――。

 

まさに、くらしのまんなかに、台所を据えて、いっしょに料理をして、いっしょに食べて、たくさん話して、たくさん聴く場所にしたいな、と思います。「いっしょに」のお相手は、高1の娘であり、別々に暮らしてるけど頻繁に登場する、頑固一徹おかん。お互い、自分を大切にしながら、相手を大切にしながら、日々を重ねていきたいと思っています。

 

引っ越しが終わるまで、買うのをガマンしていた本があります。

 

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『家のしごと』。

随筆家の山本ふみこさんの本です。

装丁と、そして、この本を出している「ミシマ社」というちいさな出版社にも一目ぼれして、「無事引っ越しを終えたら」とガマンしていました。中身のおはなしは、また次の機会に。やさしく、あったかいことばたち。冒頭から泣けてきました。

 

とにかく、今日から、新しい暮らしへ、舟を漕ぎ出します。

「やっとこさ」の引っ越し、エールを贈ってくれて、ほんとにありがとうございました。まだ、段ボールの山はなかなか片付かないと思うけど、ぼちぼちいきますね。

 

あら、遅くなってしまった。

早く寝なくちゃ。

 

おやすみなさい。明日も、いい日になりますように。