のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

キャンセルの撤回電話。

みなさま、おはようございます。

随分雨が遠のいていたのに、降るとなったら一気に。ゆうべは風も伴って結構降りました。風で雨戸ががたがた揺れるので、気になってしまって、いつもより少しボリュームを上げてBGMを流しながら、結局は割と早く眠りに落ちていたようです。

 

それなのに、娘が夜中の2時頃かな、「おかあさん、おかあさん」って声をかけてきて、何事かと思ったら「おやすみ」って言うんです。「え?どないしたん?」って聞き返したら、「いや、別に。いまテスト勉強終わったから寝るねん」だって。これ、多分ですけど、テストの結果、芳しくないな(笑)。不安いっぱいなんだろうな。寝ぼけながら、そう解釈しました。「もう遅くまでがんばったから、はよ寝なあかんよ。おやすみ」と返して、握手して、娘が自分の部屋に行くのを見送りました。

 

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で、本日の本題。

ゆうべ、おかんから電話がかかってきました。

あ、その前段に、彼女が最近やっと覚えたショートメールでこんな業務連絡が。

 

明日は外出。お弁当はお休み。あさってから、またたのむ。

 

おいおい、電報かいな(笑)。しかし、おそらく、これを書くために、彼女はめっちゃがんばっている。だから、その様子も想像しながら、「うんうん、はいはい」と心で相槌をうちながら、読みました。

 

そしたら、夜に電話がかかってきて。

 

おかん「あんな、昼間出したメール、読んだ? あれな、間違えてん。お弁当いらんのはあさってやったわ。明日はお弁当、よばれたいねん。明日のお弁当、どないなってんのかな? もうわたしの分はキャンセルになって、数に入ってないんかな?」

 

(お~~~い、おかん。わたしはお弁当屋さんではありません(笑)。そんな焦って電話してこんでも大丈夫よ。)

 

わたし「大丈夫やで。〇〇(娘)は明日、友だちとマクド(マックではありません☺)で勉強するらしいから、お弁当いらんって。だからばあちゃんとわたしの分だけ作るわ」

 

おかん「〇〇がいらんときでも、作ってくれるん?」

 

わたし「もちろん。基本、毎日作るつもりでいてるよ。大丈夫」

 

おかん「ほんなら、よろしくたのんます」

 

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電話の様子を知った娘は、「ばあちゃんにそんなかわいいとこ、あるんや」と笑っていました。わたしも、ちょっと笑えた。そして、おかんの毎日の暮らしのなかに、わたしのお弁当がちゃんと定着して、「しあわせなお昼ご飯」になっていることが、とてもうれしいです。

 

ときどき書いているように、頑固一徹おかんは、その「一徹さ」ゆえに、けっこうに私の人生のなかで「しんどい存在」でありました。いまも、その要素がなくなってはおりません。折にふれ、忘れた頃に、ドッカ~~~ンとヤラれております。はい。そういうおかんと、いままでと違う「つながり方」ができるようになったのは、この「3つお揃いのお弁当」のおかげだなぁと、約1ヵ月ですかね、経過しての気持ちです。

 

やっぱりね、このひとなしに、わたしはいなかったわけだから。そしたら娘もいなかったわけだから。

 

今日のお弁当は、「あさりと山菜の炊き込みご飯」がメインでございます。朝からキッチンにお醤油がちょっと焦げた香ばしいにおいがたちこめて、食欲をそそりました。いつもと「おかず」と「ごはん」の容器を逆転させて、「ごはん多め」にしました。

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あ~、写真も、手前にごはんを持ってきたらよかったですよね。これだと、いつものお弁当とおんなじようにしか見えませんわね💦💦

 

炊き立てがもちろん一番おいしいと思うけど、わたしは、さめた「炊き込みご飯弁当」もわりと好き。おかんが、「おかず」と「ごはん」の逆転に気付きますかどうか(笑)。また夜にでも電話して聞いてみようかな。

 

関東のほうは、これから雨風が強くなるとニュースで言っていました。そちら方面のお友だちのみなさま、どうぞお気をつけて。車通勤のかた、電車のかた、おうちにいらっしゃる方、みなさん、転ばないでね。