みなさま、おはようございます。
今日は「憲法記念日」。
毎日の暮らしのなかで、憲法を意識すること、そんなにありません。
「空気みたいなもん」なんです、きっと。
だけど、その空気が薄くなったら、当然息苦しくなるわけで、当たり前みたいに思って意識していない憲法も、その内容が変質していくことによって、私たちは暮らしづらく、生きづらくなっていくんじゃないかと思います。そして、その変質は、ある日突然劇的に、というよりは、じわじわ、ちょっとずつ、ちょっとずつ、人びとのこころに違和感があまりないように進んでいくんじゃないかと思う。
今朝も、ダイニングから庭のハナミズキを見上げる時間をもちました。朝はとくに、小鳥さんたちが遊びに来て枝を揺らします。その鳴き声と、枝がカサコソっと動く音が心地よかった。そんな当たり前の風景、何気ない風景のなかで、憲法について考えてみました。
この国の主権者は、わたしたちひとりひとりであること。
わたしの主人は、わたしであること。
おんなもおとこも、こどももおとなも、どんなひとも、その人にとっての、そして誰かにとっての「かけがえないひと」であることを、静かに確認したい。
そして、「誰かが攻めてくる」ことに備えて「より強くなる」ことに力を注ぐより、「攻めてくる」ことをどう回避するのかを、「平和をどう創るのか」をみんなで考えるっていうのは、けっして「絵空事」ではないと、ちゃんと自信をもちたい。
そしてそして、そのことを、誰かにちょこっと伝える勇気をもちたい。
わたしは今日も、憲法と暮らしているし、これからも、憲法と暮らしていく。
この希いが、ゆるやかに、あったかく、つながっていけばいいなぁと思っています。