みなさま、こんばんは。
しぶとく、ちまちま、ミッションに向けての準備を続けておりまする。
書類とパソコンのモニタとにらめっこ。これ、正直、煮詰まるわい、当たり前やけど。
だから、読者登録しているブログが更新されて、読ませていただいて、ウルっときたり、噴き出して笑ったり、いろいろさせてもらって、それで何とか、気持ちをキープしているnonchi でございます。毎度のことながら、ほんとに、「ありがとう」を言いたいひとが、このパソコンのモニタの向こうに何人もいてくれる。ほっこりいたします。(ちょっと前のブログにも、おんなじようなこと書いた気がする。デジャヴか?)
そのなかのお一人が、風邪ひいて、声がエラいことになってるとな。
〇〇ちゃ~ん、大丈夫かぁ~??
幸い快方に向かってるとのこと、よかったよかった。が、しかし、「あたしはおかんだから」と、「自分だけ寝込んでるわけにいかんわ」と、「早く治らなあかん」と焦ってるでしょ? nonchi は、ちゃんとゆっくりしてほしいと願ってますよ~~。
で、彼女の記事を読んで、思うこと。ずっともやもや、うじうじしてたことを、この際、吐き出してみようと思う。
わたし、声がさわやかなの(笑)。自分で言うのも何ですけどね、なんか、ハキハキしてるし、声のトーンが明るくて、さわやかなの(笑)。人前でしゃべると「聞きやすい、いい声やね」とか言われるの(笑)。
でも、これ、自慢ちゃうのよ~。
わたしは、この声は、好きじゃないねん。枯れて、乾いた声が好きなの。
そして、わたし、ちょっとだけ、ピアノ弾いて、歌ったりするんですけど、この歌がまた、いややねん。「まっすぐで、きれいな声やなぁ」「素直な声やなぁ」「よくとおる、気持ちのいい声やなぁ」・・・・・・。これ、全部、きらい。
うちの弟は、だいぶ本気で音楽をやってたひとです。最初、キーボード担当してたけど、途中からギターに鞍替えして、ボーカルもちょいと。高校のときから、ずっと寄り集まってくる同級生の音楽仲間が、いまでも複数名いてます。自分の結婚式の二次会を、ライブ会場みたいに企画して、みんなでワイワイ演奏して、うちの頑固一徹おかんが言ったコメントは、会場の隅々まで大爆笑になった。
あたしは、じゃかじゃかと、
やかましいのはきらいです。
でも、ええ二次会や!!
・・・、話が逸れた。この弟が言ったことばが、わたしの、この声に対するコンプレックスを爆裂させちゃったのよ。
「ねえちゃんの声ってさぁ、
なんか、よすぎんねんなぁ。
真面目すぎんねんなぁ。
だから似合わん曲ってあるよなぁ。
ねえちゃんが歌いたい歌、
ちょっと合ってへんかもな」
このとき、歌いたかった、というか、最終的には歌ったんですけど、ブルーハーツの「青空」っていう曲ね。それを、野外のライブで、歌ったんですわ。弟と、もうひとりの男子にツインギターで弾いてもらいながら。そんときに、上記のコメントを吐かれた。
なんか、「ど・ストライク」でグサッときて、なんか、めっちゃ悔しくてですね。そこから、ちょっと歌うのがいやになった。やっぱりなぁ~~って思って。
そこから、もう10年ぐらい経つ。娘が保育園のときだったからね。
で、いまでも、わたしの声は「きれい」です(笑)。変わらず「真面目な声」です。そんな声の持ち主が、違う歌い方をしてみたところで、そりゃ、違うのね。そんなふうに「作り込む」ことも、自分的には好きじゃないから、それもしてこなかった。なりたい声と、自分の声が違うの、わかってるけど、でも、ずっと、なんか、堂々とできずに、割り切ることもできずに、うじうじと、悶々と、ずっと「ないものねだり」をしてきたんだわ。
それがね、なんか、ここんとこ、ほんと、最近なんですけど、「しゃ~ないやん」って思えてきて。あ、諦めの「しゃ~ないっていうんじゃなくて、
「それが、あたしよ。」的な、ね?
そう思ったら、ちょっとだけ、なんか、前向きなかんじになれまして。人前で歌うことはないけど、なんなら、さわやかな『青空』だっていいやん、って思えそうな(まだ思えませんけど)。
たとえば、ブログの文章だって、そう。めっちゃ好きな文章書くひと、たくさんおられる。更新されるのが、たのしみで仕方ないひと、何人もおられる。書いてる内容だって、もぉ、素敵すぎて、時間を忘れて、どんどんバックナンバーを読み漁りたくなるようなひと、おられる。でも、それ、真似なんかできへん。「わぁ、そのものの考え方、めっちゃかっこいい」って思っても、それ、わたしじゃないからね。そのひとやから、かっこいいねん。
じゃあさぁ~~、もう、さぁ~~、自分の声だって、もう、これでいいやん。似合わん歌があってもいいやん。nonchi の歌をうたえばいいやん。nonchi の声でしゃべればいいやん、って思えたりなんか、してきた。
もう、ええかげん、
人生50年も生きてきたんやからさぁ、
自分の声も、好きになってあげようや。
しょうもないこと、なんですけど、しょうもなくなかった、わたしのこの悩み。このコンプレックス。
もう、そろそろ、いいかな。
そういえば、枯れて、乾いた声ばっかり憧れていたわけじゃない。このひとの声も、大好きだったんだ。
だからさぁ、もしかしたら、枯れて、乾いた声に憧れていた、というよりは、
「あたしは、あたしよ」
に、憧れていたのじゃないだろうか。自分を認めるってことに、憧れていたのじゃないだろうか・・・・。
最近、そんなことを、考えていた、nonchi です。
あ~~~、ちょっとだけ、スッとしました。
読んでくれて(というより、聞いてくれて、みたいな気分だ)ありがとございました。
Youtubeから動画をお借りしました。あらためて、潤子さんの声、いいな。
追伸、
朝のひんやりした空気、ピリっとしたけど、気持ちよかった。朝のうちにアップしたかったけど、もう、夜になってしまったね。
あなたのおうちの空は、どんなですか?
追伸その2
いま、仕事場を出るところ。
雪が降ってます。今年の、わたしの、初雪や。