昨日は18日。「花を飾ろう」って決めていた日。
仕事のあと、花屋さんに駆け込んででも、花を買おうと思っていた日。だけど、ここ最近、ずっと考えていました。
その花は、見えるものでなければならないか。実体がなければならないか…。
わたしは、こころの中に、いつでも、彼への花を飾っているつもり。
美しいものが大好きだった彼の、きっと好きだった色の花。
いつも、こころのどこかに飾っているつもり。
だから、「花を買う」ことにこだわるのは、ちょっと違うかも。
そう思えた。
今日から出張で、飛行機に乗って出かけてきます。自分の仕事について、たくさんの人のまえで話すチャンスをいただいたから。しんどくないと言えば嘘になるけど、でも、やっぱり、「あなたに話してもらいたい」と言って頂けるのは、ほんとうに有難いこと。だから、できること、ちゃんと、一生懸命、やりたいと思ってる。
こころの中に、彼への花を。
いつも一生懸命で、いつも誠実で、いつも繊細で、いつもやさしくて、だから、たくさんの人の支えになり、希望になり、光になってくれた彼。
すごいね。がんばっていたんだね。だから、きっと、ずっと、さみしいひとが、かなしいひとが、たくさんいると思う。思うけど、でも、そのひとたち、みんな、同時に、今日もあなたのことを大好きで、自慢したくて、触れたくて、たまらないんだと思う。わたしも、そう。
目に見える花も、ときどき。
でも、こころの中に、あなたへの花を。
人を大切にする。こころを大切にする。見えないものほど、大切にする。
そのことを、教えてもらったからね。毎日、反芻しているからね。
だから、こころの中に、あなたへの花を飾って、ちょっとおしゃれして、背筋を伸ばして、出張に行ってきます。
コマウォ、ジョン。