みなさま、おはようございます。
日曜日の朝です。
ゆうべ、娘との夕食を終えてから、遅めの「ひとり時間」しました。
そして、久々、うん十年ぶり(笑)の終電帰り、しました。
そもそも、一番の目的が21時半ぐらいから始まる映画を観たかったから。娘にも予め伝えて、賛同いただいての出発でしたので、ご心配なく(笑)。
舗道の街路樹のイルミネーションが、しっくりくるぐらい、ちょっと肌寒かったですが、それがまた、観終わった映画の余韻と重なって、悪くなかったです。
1週間は7日間。これが、どんなふうに決まったのか、不勉強のわたしは、よくわかってませんが、でも、生き物の感覚として、やっぱり7日がちょうどいい。そして、週末は、ほんとに、すべてを off にしたいもんだなぁって思います。
ここ数年、ずっと、日常的にオーバーワーク気味。なんとなく、それが常態化して、慣れっこになっていました。でも、やっぱり、もう50歳だしね。もっと、自分のこころを大切にしたい。枯れたり、ささくれたり、そういうの、やっぱり、いやだな、と。
だから、ここしばらくは、時間をあえてつくって、音楽や映画や、本に触れるようにしています。ひとつひとつは、かなり些細なもの、なんだけど、でも、努めて、心がけて。そんなふうな毎日のなかで、このブログも、ちょっと「ひとりごと」気分で書いています。
映画を待つ間、Loftの手帳コーナーを隅から隅まで散策し、筆記用具コーナーも「試し書き」をいっぱいして愉しみ、服屋さんのウィンドウをぼんやり眺めて、ワードローブの断捨離をイメージしたり、ぜいたくな「まったりタイム」の終着駅は、やっぱり本屋さん。
わたしの悪い(?)クセ、出かけると、カバンのなかに本が入ってるのに、また本を買ってしまうクセ。でも、やっぱり、本、好きなんです。いつも、手元に置いときたい。その本のうしろにつながる風景といっしょに、置いときたいのです。そして、その日の気分で、こころのアンテナにピーンときた本を買うことが、なんとなく、わたしのなかのルーティンになっています。きのうは、筑摩書房から出ている「ちくまプリマ―新書」というシリーズのなかの一冊、『小説は君のためにある』。
わたし、子ども向けの本が好き。難解な文章はニガテです(笑)。
レコードに「ジャケ買い」があるように、本も、タイトルや装丁に一目ぼれして買っちゃうこと、あります。この本は、タイトルと、背表紙のことばにヤラれました。
小説は、役に立つ。
君の人生を共に考える友だちになる。
ほんとうに? なぜそんなことになるのか。
小説だけがもつその特性を解き明かしながら
あたたかく懐深く誘う読書のすすめ。
こんな「友だち」、いてくれたら、そりゃ、おとなだって、頼もしいもん。誰かに、一緒に考えてもらいたいこと、いろいろ、いろいろ、ありますもん、ね?
晴れでもなく、曇りでもなく。なんか、おもしろい、今朝のベランダからの空です。
鳥も鳴いてるし、ちっちゃい子どもの駄々っ子の声も聴こえます。
わりとすてきな、日曜の朝です。