さぁ、もうひとがんばり、の朝。
おかあさんはお仕事へ。
相棒ちゃんは、ばあちゃんちへ。
年末のお掃除(敢えて大掃除、と言わない)の助っ人に、わたしの分まで働いてきてくれる、なんとも親孝行な相棒ちゃん。
ばあちゃんの年末年始のご機嫌は、今日のあなたに懸かっておるよ～！！
よろしく頼む！！
ってなわけで、朝から小粒のシャインマスカットつかみ取り(笑)。
ちなみにゆうべは年内最後の「粉もん」でたこ焼き。ただし、タコが高いので、豚バラとキムチとチーズの「なんちゃってたこ焼き」。お財布にやさしい我が家の「節約メニュー」ナリ。
高知の無農薬生姜を取り寄せていたのに、なかなか時間と元気の折り合いがつかず、段ボールの中で待ちぼうけ状態にさせてしまっていた。
今回は、生姜シロップと、生姜の砂糖づけを同時進行で作った。
シロップはうまくできた。
砂糖づけのほうで、お砂糖の量の計算のところ、掛け算を間違えたのかな、べっこう飴みたいになってしまった(笑)。
でも、怪我の功名というのか、割とおいしい。レシピでは、最後にグラニュー糖をまぶすと書いてあるけど、この琥珀色が気に入ったので、このまま冷ましてみよう。
今日は床のワックスがけもしたし、とてもよくがんばりました。
長かった１週間、やっと金曜日まで辿り着いた。
今年はいろいろ出費があったので、相棒ちゃんが早々に気を遣って、「おかあさん、今年はクリスマスプレゼントはなしにしよ」と提案してきた。
確かに、なんやかんやと、お金に羽根がはえて飛んでいった。それに、途中途中で割と欲しいものを買ってあげた気もする。
だから、プレゼントは、なし。
でも、晩ごはんは、久しぶりに相棒ちゃんの好きなものスペシャルにしてあげた。
だから、今年は
晩ごはんが、クリスマスプレゼント。
とてもしあわせであります。
今週は、年末にして、超ハードな１週間。
仕事の重要会議複数あり、相棒ちゃんの高校のPTA広報誌編集で２回学校で作業、おかんの眼科受診の送迎。それに、週明け早々にちょっとしたトラブルも勃発。いやぁ、大変なのであります。
で、「まだ水曜日かぁ・・・」と思いながら、朝の大渋滞を避けたくて、いつもより１時間ぐらい早めに出発して職場に到着。
デスクがある４Fへ上がるまえにメールボックスを確認したら、きれいな緑色の封筒が入っていた。
差出人は、わたしが尊敬する看護大学の教授。先日、その教授のゼミ生の実習受け入れをさせてもらった。
封筒の外からの手触りで、なんとなく「あ！」と感じたのだけど、封を開けて、思わず「わぁ！！」と声が出た。
切り紙を３枚重ねた立体的なクリスマスカード。
色も、かたちも、ドンピシャで好み。ユニフォームに着替えるのも後回しにして、眺めたおしてしまった。
で、カードの裏側のメッセージを読んで、背筋がピーンと伸びた。
先日は、楽しい有意義な実習を
ありがとうございました。
患者さんや住民さんのために
よりよい看護を
みなさんと共に創造して下さいね。
ますますのご活躍を
心よりお祈りしています。
なんてあったかい、なんてもったいない、身に余るエール。
今年はいつもより早く、自宅にもちっちゃいクリスマスツリーを飾ったり、道の駅で買ってきた手作りリースを飾ったり、いろいろしてみたけど、思いがけず、こんなすてきなツリーをいただいて、さらに味わい深い年の瀬になりそう。
無力感に凹みそうになることが、日々、あるのだけれど、でも、やっぱり、この仕事が好きだなぁと思う。
そして、自分のことも、悪くないかもな、と、少し、思う（笑）。
さぁ、背筋伸ばして、あとひとふんばり！！
昨日は久しぶりにおかんとわたしの共通の友人が集まり、「のんちゃんのごはんを食べながら語らおう」の会を開いた。
冷え込みが厳しくて雪になるかも、とか言われていた割に、寒いけど気持ちのいいお天気のなか、一人だけ体調不安でキャンセルになったけど、ほかの皆さんは元気な顔を見せてくれた。
どの人も、今回の選挙のとんでもない結果に一旦は意気消沈しながらも、「ここから何をしていくか」を考えていきたいと思っていて、だけど、そのためにも、まずは思いを気兼ねなく吐き出しあおう、というのが今回のコンセプト。
わたしは場の提供と、ごはん担当。進行はほかのみんなで。台所に立ちながら、みんなの顔を見て話を聞きながら、というのがわたしはとても好き。もちろん、ごはんの支度は朝から始めるのですけど。
今回のおすすめ料理は「ロール白菜」。
九州からの「友だち便」の立派な立派な白菜は、ほんとに葉っぱがやわらかくて甘くて、ロール白菜にぴったり。
なかに包む「具」の配分がばっちりで、ボウルがすっきり空っぽになって「やったー！！」とひとりで喜んで、大きな寸胴鍋でゆっくり弱火で煮込んでいくと、台所にあまいにおいがたちこめる。
ほかにもほうれん草のごま和えやら、おからの煮物やら、九条ねぎと牛肉の甘辛炒めやら、いろいろ作って並べたけど、会の中身に夢中で写真撮れず。
でも、みんな、とても喜んで、しっかり食べて、そして、たくさん元気に喋りたおしてくれた(笑)。
なんていうか、やっぱり、元気でなくちゃ、と思う。悔しいし、やるせないし、腹立たしいけど、でも、元気でいたい。そこからしか、次の一歩が出せない気がしている。
で、この会に、相棒ちゃんがうれしいことをしてくれた。
「みんなに甘いもん作るわ」と、わざわざ新しい本までねだられて。
いただきもののおいしいリンゴをつかったケーキ。
バイトがあるから、みなさんに会われへんと言ってたけど、タイミングがうまくいってケーキを直接切り分けてサーブ。
その姿を見ながら、あー、もてなす心がかわいいカタチになって、なんとも素敵だなぁと。そういうことに力を得て、またみんな頑張れるんだよな、と。
それと、後ろ姿の相棒ちゃんの、ぷにゅぷにゅのほっぺたが、赤ちゃんの時のままで、そのいとしさにも元気をもらった。
もてなしって、こういうものだ、というカタチ。
ごっつぁん、相棒ちゃん。
あっこちゃんのライブ、最高によかった。
2階席だったけど、あっこちゃんの姿はしかと見えた。長く音楽をともにしてきた仲間とのバンド編成で、あっこちゃんひとりのときとは違う魅力にあふれていた。
再会を心から喜んで演奏しているのがびしばしと伝わってきて、あったかいあったかいステージだった。
きっとアンコールで歌うだろうと予想していたアルバムのタイトル曲に、ただでさえ涙腺がゆるむところ、さらにこみあげてしまったのは、斜め前に座っていらした、うちのおかんより少し若いと見える女性が涙を拭いているのが見えたから。
あっこちゃんは、ひとりの音楽家であると同時に、彼女のお母さんにとっての娘で、彼女の娘さんにとってのお母さん。暮らすこと、子どもを育てることと音楽が、いつも一緒に存在していて、それゆえに大変なことも山ほどあっただろうけど、でも、それが限りないしあわせなんだということに、熱く共感した。きっと、斜め前のセンパイも、そんな気持ちだったんじゃないかと、勝手に思っている。
そんな曲を、是非、お聴きください。
矢野顕子 - 「音楽はおくりもの」 MUSIC VIDEO - YouTube
ライブ前の短い記事にコメントをくれたずずねえが書いてくれた「ごはんができたよ」が、まさにアンコールのラストだった。あー、ごはんって、なんてあったかい響きかと再認識して、わたしもおいしいごはんをもっともっと作ろうって、決意した、すばらしい夜になった。
追記
さきほど帰宅して、興奮したまま相棒ちゃんにライブの報告をした。「いままでよりもっと、あっこちゃんの歌を深く聴いた気がする」と話したら「それは、お母さんも変わったってことや」だって。
なんか、ほんと、親友。
あきこさんはあきこさんでも、今日はピアノが愛したおんな、矢野あっこちゃんの出番であります。
何年ぶりだろうか、彼女のライブ。
先日、テレビで歌っているあっこちゃんをチラ見したのだけど、その、なんというか、ほわっとしたあったかさに面喰らった。
もうちょっと前のあっこちゃんは、これでもかとすごいピアノプレイで、「かかってきなさい(笑)」的なカッコよさがみなぎっていたけど、こないだ見たあっこちゃんは、すごくまんまるで、ふんわりしていて、ちょっとびっくりした。
ちょうど一緒にいた相棒ちゃんも「あっこさん、なんか、昔と全然違う」と。(何を隠そう相棒ちゃんは、小学校前からあっこちゃんのライブに行ってるベテランさん)
今日のあっこちゃんは、どんなピアノと歌を届けてくれるのだろう。
楽しみすぎて、ソワソワしている。
じゃあ、そろそろ、あっこちゃんワールドへダイブ！！
